虫歯治療にお金を使うより、美味いモンでも食い歩け!
料理人のH君来院。
「こないだ入れたところ詰まるンすよ」
少しどきどきしながら診てみる。
「こないだのところじゃなくてひとつ手前の歯が虫歯になっとるよ」
ほっとして、むしろ攻める口調で返した。
インレー形成して、ほかをチェック。
「前回初期虫歯で経過観察のところが進行しているよ。来るたんびに虫歯作って。虫歯は作らないようにしないと。虫歯にならなかったら必要のないお金だからね。そのお金食べ歩きに使わなきゃ。」
H君は笑っていたが、笑い事じゃない。料理人の方は味見が頻繁なせいか、虫歯リスクの高い方が多いように思う。調味料や食べ物が長い時間口の中に残るのは非常によくない。
歯科衛生士のFさんに、、口腔衛生指導をしてもらった。キュアよりケア。治療よりお手入れ。お口の状態が悪くならないように通ってもらいたい。
「こないだ入れたところ詰まるンすよ」
少しどきどきしながら診てみる。
「こないだのところじゃなくてひとつ手前の歯が虫歯になっとるよ」
ほっとして、むしろ攻める口調で返した。
インレー形成して、ほかをチェック。
「前回初期虫歯で経過観察のところが進行しているよ。来るたんびに虫歯作って。虫歯は作らないようにしないと。虫歯にならなかったら必要のないお金だからね。そのお金食べ歩きに使わなきゃ。」
H君は笑っていたが、笑い事じゃない。料理人の方は味見が頻繁なせいか、虫歯リスクの高い方が多いように思う。調味料や食べ物が長い時間口の中に残るのは非常によくない。
歯科衛生士のFさんに、、口腔衛生指導をしてもらった。キュアよりケア。治療よりお手入れ。お口の状態が悪くならないように通ってもらいたい。
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保険外治療がいいとは限らない

虫歯の治療をするためにレントゲンを撮った。
写りこんだ隣の歯の詰め物インレーがぜんぜん合っていない。
ゴールドで修復してある。当然保険外治療。
少しつらくなった。
保険外治療の特徴は素材だけではない。手間隙かけた丁寧なつくりにこそある。
患者さんが支払う金額に見合った医療を提供しなければならない。
日本の歯科保険医療は国際水準に比べあまりにも低予算に押さえ込まれている。
国民が選んだ政治家が決めていることだから低予算に甘んじるのもある意味し方がないのかもしれない。保健医療にはおのずと限界があるわけだ。
しかし保険外治療はちがう。患者さんとわれわれの間で取り決められる。一般的にはうちではゴールドインレーは○○円ですが、どうされますか?となるので、歯科側の提示に対し、患者さんが同意する、という形になる。

反対側も合っていない。それどころか虫歯が進行している。
何のための保険外治療なのか・・・。
金属は保険でももっとしっかりやっている歯医者はいくらでもいる。
審美治療などの保険外治療を受けるときは、歯医者選びを間違わないように!
大量生産のモノじゃないのだから、値段で選ぶのは間違いです。