知覚過敏がおさまった!

右上1番のラミネートベニア治療が終わった患者さん。
咬耗(歯のかみ合わせの部分が平らに削れること)や歯肉の形態変化右上犬歯の形からブラキシズム(歯ぎしりや食いしばり)が疑われた。
幸い顎関節症の症状は現れていないため、ブラキシズム対応のためのスプリント(マウスピース)を作った。
一週間後の今日聞いてみると・・・
知覚過敏がおさまっていた。
スプリント(マウスピース療法)の利点は多いが、診断や上下の顎の位置決めは難しい。
頭痛が軽くなった!

顎関節症の症状があり、偏頭痛、かみ合わせの不良も見られた。
日中のクレンチング(食いしばり)を疑い、歯をあわせないこと、食いしばらないことを指導して様子を見たが、著しい改善は見られなかった。
本人は食いしばりなどしていないという。
数週間たって効果が見られた。ひるま毎日のように鎮痛剤が手放せなかった状態だったが、今は鎮痛剤が必要なくなったとの事だった。
どうやら、癖で顎を動かしていることに本人が気づいてくれたようだった。
CTを撮影した。硬組織(骨)には異常は見られない。
このままスプリントは使わずに、生活指導だけで経過を見ることになった。
積極的な加療だけが治療ではない。なるべく介入を控えることも大切だ。ましてや噛みあわせが悪いからとすぐに削ったり、矯正をしたりは慎重になるべきだ。
かみ合わせ治療

顎関節症の患者さん。
左側に症状が出ている。傾向としては、顎が左にずれている場合が多い。
奥歯でしっかりかんでもらうと、顎の位置はやはり左に3ミリほどずれていた。

歯型を採って調べると、右上の小臼歯が閉口時に干渉していることが想像できた。
診断用のスプリントで、下顎の周りの筋肉や顎関節その他の組織に楽なポジションに誘導すると

上下の前歯の中心がぴたりと合った。
模型上でどれほど干渉しているのかを調べ石膏模型を少し削ってみる。

歯列矯正、歯のかみ合わせ調整、セラミック修復などおおよその、治療方針を説明して、メリットデメリットを患者さんと検討する。
非可逆的なあともどりのきかない処置は決して急いではならない。事前の十分な診査診断が必要だ。
夜間のスプリントと昼間は決して食いしばらないこと。これだけでも立派な顎関節治療となる。
介入するだけが、治療ではない。
顎関節症
先週、額関節治療用のスプリントを装着した患者さんが、経過を診せにいらっしゃった。
スプリント(治療用のマウスピース)をはめて寝たほうが、楽とのこと。経過はいいようだ。
初めていらっしゃったときは、いろいろと問題を抱えているようだった。整形外科や心療内科、さらには漢方の先生にも診ていただいてるとの事だった。顎、首、肩などの全身症状。不眠、ウツ、などの精神的な問題もからみあっていた。
顎関節の診断をした。右の関節に問題があった。顎も少し右にずれていて、顔貌の不調和も見られた。
顎関節やかみ合わせの治療は大変難しい。一歩間違うと症状をかえって悪化させてしまったり、患者さんを不幸にしてしまうことがあるからだ。
医学的根拠が乏しい場合、不可逆的な行為は慎まなくてはならない。噛みあわせが少しおかしいからと、むやみに歯を削ってはならないのだ。心にまで問題が拡大している場合はなおさらだ。
まずはスプリントなど、だめなときは元に戻れる処置を選択する。そして、患者さんの体に聴きながら少しずつ進めていけばいい。
スプリント(治療用のマウスピース)をはめて寝たほうが、楽とのこと。経過はいいようだ。
初めていらっしゃったときは、いろいろと問題を抱えているようだった。整形外科や心療内科、さらには漢方の先生にも診ていただいてるとの事だった。顎、首、肩などの全身症状。不眠、ウツ、などの精神的な問題もからみあっていた。
顎関節の診断をした。右の関節に問題があった。顎も少し右にずれていて、顔貌の不調和も見られた。
顎関節やかみ合わせの治療は大変難しい。一歩間違うと症状をかえって悪化させてしまったり、患者さんを不幸にしてしまうことがあるからだ。
医学的根拠が乏しい場合、不可逆的な行為は慎まなくてはならない。噛みあわせが少しおかしいからと、むやみに歯を削ってはならないのだ。心にまで問題が拡大している場合はなおさらだ。
まずはスプリントなど、だめなときは元に戻れる処置を選択する。そして、患者さんの体に聴きながら少しずつ進めていけばいい。
テーマ : 心と身体のケアを大切に!
ジャンル : 心と身体
食いしばり、歯ぎしり。

食いしばる癖顎に負担
気になる記事を見つけた。
読売の医療の記事は、フライング気味であったり、勉強不足な記事を時々見かけるが、この記事はいいと思う。日常臨床で食いしばりの危険はよく見受けられる。
アクアデンタルでも治療が必要だと判断すれば、まず意識させるところからはじめる。意外と昼間でも食いしばっている方がいるものだ。痛くても開口訓練と記事にはあるが、それはやめたほうがいいかもしれない。急性期にムリは禁物だ。
不可逆的な処置も慎重さが必要だ。いきなり削ったり、はずしたり・・・。元に戻せない処置はかなり診断に自信がある場合に限る。その点、スプリント療法はうまくやれば、よくなる事が多い。以前は保険外で10万円ほどご負担いただいていたが、今は保険適応なので患者さんの負担はかなり減った。
先日、驚くことがあった。前歯が欠けていらしたが、明らかに噛み合わせがおかしかった。よくよく聞いてみると、3ヶ月前に他院でかみ合わせ治療を受けたとのことだった。金額を聞いてびっくり。20万円払ったらしい。聞けば、タウン誌かなにかでときおりかみ合わせ治療の広告を出している歯科医院だった。治っていれば、それでもいいであろうが、悪化しているようだった。それでもまだ勉強中なので半額の20万円でいいといわれたらしい。ちゃんと治してもらう様にアドバイスしたが行くたびにお金がかかってもう行きたくないといっていた。何とかしてあげたかったが転勤で他県に行ってしまった。
