ありがとうございます。って言える?
今日の初診患者さん。21歳の学生Oくん。
長男と同い年か。
住所から察して
「○○大学の学生さん?」
と、つい声をかけた。
さわやかな感じに引きずられたのだろうか。
「はい」
「学部は?」
「工学部です」
「学校楽しいかい?」
「今試験でつらいです」
「・・・」
少し会話したあと、主訴である左上の虫歯の処置に取り掛かった。
その隣の歯も虫歯であることが判明した。
「隣の歯も虫歯みたいだけど、一緒に処置するよ」
「ありがとうございます」
新鮮だった。
お金を払って、人に何かをしてもらって当たり前のこの世の中。
今からなされる医療行為にたいしてあまりにも自然に、ありがとうと言える若者。
一生懸命治療をしても疑惑の目を向けられることさえある。
医療の現場でも初めから信頼関係のない場面が増えていると感じる。
とてもすがすがしい気分になった。
家庭での育ちがうかがえる。
うちの長男に期待できそうに無いのがかなしい。
長男と同い年か。
住所から察して
「○○大学の学生さん?」
と、つい声をかけた。
さわやかな感じに引きずられたのだろうか。
「はい」
「学部は?」
「工学部です」
「学校楽しいかい?」
「今試験でつらいです」
「・・・」
少し会話したあと、主訴である左上の虫歯の処置に取り掛かった。
その隣の歯も虫歯であることが判明した。
「隣の歯も虫歯みたいだけど、一緒に処置するよ」
「ありがとうございます」
新鮮だった。
お金を払って、人に何かをしてもらって当たり前のこの世の中。
今からなされる医療行為にたいしてあまりにも自然に、ありがとうと言える若者。
一生懸命治療をしても疑惑の目を向けられることさえある。
医療の現場でも初めから信頼関係のない場面が増えていると感じる。
とてもすがすがしい気分になった。
家庭での育ちがうかがえる。
うちの長男に期待できそうに無いのがかなしい。
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