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医学と医療

一昨日のこと。
インプラントや歯列矯正、審美治療など全額的に取り組んでいる患者さんにマイナートラブル発生。

私が患者さんと直接話し、解決策を了解してもらった。
2つのプランを考えたが、患者さんが納得してくれそうだったのでA案に落ち着いた。

診療後担当歯科衛生士のFさんと、衛生士Uさんが話しているのが気になって、「なんのはなし?」と問いかけた。
「先生、さっきの件ですけど・・・」言いにくそうにUさんは話し始めた。
「B案のほうがいいと思います。」
「医学的には問題が無いし、患者さんは納得してくれたんだぞ。」いらいらしながら語気を強めた。
「医学的なことはともかく、気持ちの問題です。」負けずにUさんは言ったのだった。
一瞬カッとなったがすぐわれに返った。A案にいくらかの後ろめたさのようなものがあったのかもしれなかった。

横を見るとFさんは下を向いた。


気持ちの優しいFさんは不満ながらも私に意見が言えずに悶々としていたのだろう。

気を取り直すと、私は別の衛生士Tさんにも意見を求めた。
「なにもなければいいのですが、もし他のことで何かあった場合そのことが患者さんにとって心の引っかかりなることだってありえるんじゃないでしょうか?」
物事をいつもバランスよく思考するTさんは今回のことばかりかその先のことまで考えをめぐらせていたのだった。

答えはでた。私以外はみんなB案支持だった。
すぐに患者さんに電話をしてB案への変更を伝えた。どうやらその方が患者さんも良かったようだった。

歯科医院では院長の権力は絶対だ。ところが常に正しいとは限らない。時には間違った判断を下す場合もある。
そんな時、勇気を持っていさめてくれる仲間が必要だ。

電話を通しすこし明るく聞こえた患者さんの声を思い出しながら、とてもさわやかな充実感に包まれた。

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プロフィール

松村まこと

Author:松村まこと
上通り並木坂という比較的街中にアクアデンタルはあります。審美歯科が得意です。歯周病、インプラント、矯正、かみ合わせ治療などを駆使した総合型治療を目指しています。
元歯科技工士で手先の器用さには自信があります。

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